独学で身に付けたプログラミングの技術で、大学生の頃から独創的なゲームをつくり続けてきた多治見卓氏。ゲームプログラマーとして日本の3Dゲームの礎を築き、以来クリエイティブなプログラマーの道を歩み続けてきた。近年VR技術の開発に力を注ぐ一方で、本気の趣味として続けてきた甲冑で、新たな事業も構想する。

 

■略歴

多治見 卓(たじみ たかし)

1960年生まれ。大阪府堺市出身。関西大学工学部卒後、外資系コンピューターメーカーに就職。数年間の開発職に従事した後に独立して、3Dゲーム開発に活路を拓く。その後、専門学校教師や外資系ゲームメーカーの開発および品質管理の要職を経て、2007年、清水にて起業。さまあを設立し、XRを主軸に事業展開を行う。2023年6月より現職。