東京ディズニーランド開業前の㈱オリエンタルランドに入社し、本場アメリカで、徹底されるエンタメ性や顧客サービス、厳格な版権管理などによる確固たるブランドづくりを学んだ渡邊喜一郎氏。開業2年目にして1000万人の入場者数を実現し、「ディズニー伝説のマーケター」と呼ばれる。彼は今、静岡市の雑貨メーカーを舞台に、ディズニーにオマージュを捧げる事業を展開している。

 

■略歴

渡邊 喜一郎(わたなべ きいちろう)

1959年東京都生まれ、66歳。1981年、㈱オリエンタルランド入社。運営本部マーケティンググループに配属され、開業前後のマーケティング業務全般に携わる。その後開発部でディズニーリゾートの開発等を手がけた。1991年、同社を退社。日産自動車を皮切りに、コンテンツ事業やテーマパークの立ち上げなど、東京ディズニーランドで身に付けたマーケティングの手腕を多種多様な企業で発揮する。2020年より現職。