全ての中小企業組合を支援する県内唯一の団体、静岡県中小企業団体中央会。中小企業等協同組合法及び中小企業団体の組織に関する法律に基づき、各都道府県知事の認可により設立された法人だ。事業運営は主に会員からの会費により行い、組合向けの各種事業においては行政からの補助を受け実施している。今年6月に就任した山内致雄会長に、今後の方針やコロナ渦中の支援策など話を聞いた。

 

■略歴

山内 致雄(やまうち むねお)

1942年4月25日、東京都生まれ、静岡県袋井市育ち。近畿大学理工学部卒業。73年、結婚を機に㈱電興社へ入社、翌年には㈱上島電興社代表取締役社長に就任。77年に統合し㈱電興社代表取締役社長に就任。85年に新日本特機㈱代表取締役社長に就任。2002年から中央会理事を務め、07年に副会長を務める。20年に、会長に就任。ほか、浜松システム開発㈿理事長、㈿浜松卸商センター理事長、㈿浜松技術工業団地理事長、㈶浜松地域テクノポリス推進機構ソフトウェア産業振興研究委員会委員長を務めている。主な受賞歴は、02年に県知事褒賞、03年・04年に中小企業庁長官賞、09年に経済産業大臣賞、13年に黄綬褒章。