幼少時から自分の知らない未知の世界を探求したいという知的好奇心が人一倍強かったという。学生時代から世界12ヵ国の海外留学や旅行を通じて得た人脈や知見を『地元静岡に世界一のデザインキャンバスをつくること』に注ぎたいと語る。その取り組みの1つとして、静岡の“モノ・バショ・ヒト”と地域社会を結び、未来につなげる情報誌『KAKEHASHI』(架け橋)を創刊した長橋健太郎氏に聞いた。

 

■略歴

長橋健太郎(ながはし けんたろう)

1985年、静岡市に生まれる。慶應義塾大学大学院理工学研究科卒。2011年4月、㈱NTT データに入社。2014年に同社を退社し、2016年にナガハシ印刷㈱入社。専務取締役として経営企画、新規事業創出、人材採用育成、社内のIT化推進などを担う。社外では学生のキャリア教育などのイベントに参加するほか、都内で開催される経営者などを対象とした交流会などにも足繁く出向き、情報収集や若手起業家との交流を通じて静岡に新たな風を呼び込む。海外への留学経験はイギリス・アメリカ・中国・オーストラリアなど。