- Comedor Travieso(コメドール トラビエソ)
今年4月にオープンしたスペイン食堂。オーナーシェフの佐藤恭平さんは、バレンシアで行われたパエリアコンクールで入賞経験を持つパエリアづくりの名人だ。「見た目、香り、味、おこげ、色香が審査の対象です。普段店でつくるパエリアも、その5つを意識しながら仕上げています」。
店の一番人気は『バルセロナ風 魚介のパエリア』だ。エビやアサリなどの海鮮具材が彩りよく並ぶパエリアは米の一粒一粒に素材の風味が閉じ込められており、金目やヒラメ、真鯛などのあらでとったダシが旨味を奥深いものにしている。
スペイン語で〝やんちゃな食堂〟を意味する店名には「日々の忙しさから解放され、大人が童心に帰ることができる場所をつくりたい」という思いを込めている。お酒はもちろん、食事をしっかりとれるようにしているのも店のこだわりだ。「子どもの頃からものづくりが好きでした。今の仕事を選んだのは、自分のつくる料理をたくさんの人に味わって欲しい。一人でも多くの人に〝美味しい〟と喜んでもらいたいと考えたからです。いつでもふらりと立ち寄ることができる〝まちの食堂〟としてご利用いただけたら嬉しいですね」と佐藤さんは話している。
■住 所/静岡市駿河区さつき町4-15 静岡森下マンション101
■電 話/054-204-5129
■営業時間/ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:00)、
ディナー17:30〜22:00(L.O.21:00)
■定 休 日/火曜日(不定休有)
■座 席 数/テーブル24席