「ネタ、シャリ、品揃えが絶妙のバランスで三位一体となっているのはもちろん、お客さまにご来店いただき、お食事をして、お店を出ていくその瞬間まで、そのすべてにおいて気配り、目配り、心配りができてこそ、お客さまに支持される」と話す青島大介社長。

 料理人の技術が盛り込める要素の少ないシンプルな料理だからこそ、細心の気配りに労力を使うことで、他店との明確な差別化ができると青島氏は考えている。「現場で働いてくれている作業スタッフを幸せにしたい。若手も育ってきたので、事業拡大の構想もある」。

 地魚だけでなく、鮮度にこだわって国内外から最高のネタをそろえる。シャリは、岐阜と愛知の契約農家から仕入れているブレンド米を使用。酢飯の配合は父でもある五金の親方と試行錯誤を繰り返し、至高の味にたどり着いた。

 「商いをする上で重要な事は、自分たちの扱う商品を好きになる事だと私は考えます。そして、常にお客さまの気持ちになって寄り添える思考を持てるかどうか。簡単なようで、難しいこの2つの命題を日々当たり前にできるようになれば、さんすいの未来は明るいはずです」。

 

■住  所/焼津市八楠4-13-7(さかなセンター内)

■電  話/054-629-3375(1号店)、054-625-8873(2号店)

■営業時間/8:00〜17:00(ネタ・シャリがなくなり次第終了の場合あり)

■定 休 日/不定休